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古い一眼レフが趣のあるデジカメに 製品版になった「デジスワップ」の進化っぷり荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/5 ページ)

» 2022年09月17日 09時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
ずらりと並んだ招き猫群。逆光っぽさがいい感じに出てるし、背景のボケもきれい

 フィルムで撮ってスキャンしたみたいな感じだ。

 さらに踏切で撮影。

踏切が鳴って遮断機が下りたのでそのようすを撮ってみた。絞り開放で撮ると50mmF1.4ならではのボケ具合を楽しめる

 リアルに50mm F1.4のボケを味わえるのが楽しい。これは絶対にiPhoneだけじゃ撮れない絵だ(デジタルズームやポートレートモードを駆使してもこの味わいはなかなか出せない)。

 ついでに、投射スクリーンについた細かな埃も写っちゃうところがフィルムをスキャンしたっぽい味わいになってる(いやそこはちゃんと装着前に埃を吹き飛ばしておけよと思うけど、サボってしまったのだった)。

 とかいってたら招き猫電車がやってきたのであわてて撮影。フォーカスが甘かったけど、昔の写真っぽい雰囲気がちょっと出てて、面白い。

フォーカスが甘いのもまた、まあそれもMFの良さってことで。微妙に甘い感じやスクリーンの埃が昔撮った写真っぽいといえなくもない

 モノクロモードもあるので、それを使うとさらに雰囲気が出る。

何気ないスナップがなかなかいい感じなのだ

 さらに、Nikkor 24mm F2.8というマニュアルフォーカスの古い広角レンズでも撮ってみた

江戸時代の梵鐘を見上げてみた。絞りは開放で
お寺の参道で。背景を広く写したいときには広角がいい。それでもこれだけきれいにボケる

 さらに、別のカメラにも付けてみようということで、オリンパスの「M-1」を取り出す。

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