2022年春、古いフィルム一眼レフカメラにiPhoneを合体して撮影できるようにしちゃおうという、なんともユニークでおかしな製品「デジスワップ」を以前紹介したけれども、開発中だったアレがほぼ製品版に進化したというので再度挑戦してみたのである。
前回の開発中バージョンは画質にちょいと難があったのだが、今回はちょいとレベルアップしていたのだ。前回のレビューと重複するところはなるべくあっさりとすませつつ、進化点を見ていきたい。
実は、画質が格段に上がりつつ、一願レフのレンズならではの味を楽しめる撮影モードが用意されたのである。
きちんとパッケージングされて届けられたデジスワップ。シンプルな箱がよい。
早速組み立てるところから始める。
デジスワップの理屈は非常に簡単だ。
カメラの裏蓋を外し、フィルムの代わりにiPhoneを置くのである。
もちろん、フィルムの位置にただiPhoneのカメラを持ってきても何も……は言い過ぎだけど、写真として成り立つようなものは撮れない。カメラはフィルム面にピントが来るように設計されているからである。
そこでデジスワップではフィルム面に半透明のスクリーンを置き、そこに投影した画をiPhoneで撮影するという構造をとっている。
こんな感じである。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR