JR東日本が9月20日に発売した「JR EAST Train Simulator」(早期アクセス版)が同日、PCゲーム販売プラットフォーム「Steam」の売上トップになった。ゲームを開発した音楽館(東京都品川区)の代表で、電車好きとして知られるミュージシャンの向谷実さんがTwitterで報告した。
JR EAST Train Simulatorは実際に運転士が訓練で使用する業務用鉄道運転シミュレーターを基に開発したPC用ゲーム。早期アクセス版では京浜東北線の大宮駅〜南浦和駅間など一部の路線しか遊べないが、正式版では路線を増やす予定だ。
開発は鉄道シミュレーターで実績のある音楽館が手掛け、JR東が販売を担当した。開発に当たりJR東は業務用シミュレーターや車窓から見える風景の映像、実際の車両で録音した走行音などを提供したという。
音楽館は向谷実さんがフュージョンバンド「カシオペア」のキーボーディストだった1985年にプロ用録音機材を扱う会社として設立した会社。1995年のPC用「Train Simulator」発売を機に事業の軸足を移し、これまでに30作品以上を制作している。
JR東、運転士が使う業務用の鉄道運転シミュレーターをゲーム化 PC向けに9月20日発売
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