話がかなり脱線したが、iPhoneを含むアップル製品の音をつかさどる周辺機器として第2世代のAirPods Proは素晴らしい進化を果たした。
マイク性能も向上しており、ビームフォーミングにより周囲のノイズを拾いにくくなっているそうだし、現に風が強く吹いている状態でも、電話口の向こうの人には風切り音は聞こえないとのことだった。
また、軸の部分に設けられたセンサーは性能が向上しており、クリックによる「再生/一時停止/着話」、長いクリックによるノイズキャンセリングの「オン/オフ/外部音取り込みの切り替え」に加え、ボリュームのコントロールも可能になった。軸の部分を上下にさすることで、ボリュームのアップダウンが可能だ。
ただし、髪の毛や指以外の皮膚が触れても勝手に反応することはない。指での触り方を機械学習を使ってデータ化したのだそうだ。
円安の関係もあり、3万9800円とお安くない(USでは249ドル)が、価格だけの価値はある。ストラップホールやスピーカーの追加など対策が施されたものの、紛失や破損のリスクが高い商品ではあるため、4600円はかかるが「AppleCare+」の追加保証には入った方がいいだろう。
興味のある方は、ぜひApple Storeなどで試してみていただきただい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR