試す間に、成人向け(R-18)っぽい画像もある程度こなせると分かった。例えば「bodysuit,train」と入れた結果がこれだ。
中には結構過激な画像が出てくることもあり、「skin tight, stretch, anime girl」(タイトなスキンスーツ、ストレッチ、アニメの美少女」などと入れると、少なくともITmedia NEWSには載せられない画像が、ITmedia NEWSに載せられないクオリティーで出てくる。一方で「nude」といった言葉を入れると若干崩壊する傾向があった。記者が試した限りだと、ボディースーツ・タイツ系のワードを入れると比較的安定した。
他にも、記者がいろいろ試してみた出力結果をまとめておく。
NovelAI Diffusionは、ストーリー生成AI「Novel AI」内のサービスとして提供している。利用にはNovel AIのサブスクリプション(月額10ドル〜25ドル)に加入し、その上で有料のクレジットを支払う必要がある。例えば画像の生成1回につき6クレジット、バリエーションを作るのは27クレジット──という具合だ。
クレジットはサブスクリプション契約時に1000〜1万の範囲で受け取れるので、まずはそれを利用できる。足りなくなれば追加購入も可能だ。画像は512×758、1024×512、384×684ピクセルなどの解像度で出力できる。
利用規約などによればAIで生成したコンテンツは、ユーザーが法人かどうかを問わず、全てユーザーに帰属するという。提供側は著作権などを主張しないとしているので、商用利用も可能とみられる。
ただ、公式Twitterアカウントの投稿によれば、同サービスは「Danbooru」なるWebサイトをデータ学習元に使っているという。このサイトは著作権法を破っている疑いがあり、いたずらに使うとトラブルにつながる可能性がゼロではない。ITmedia NEWSでは、こういった状況でAIを使う場合の法解釈などについても今後探っていく。
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