STORIA法律事務所(東京都千代田区)は10月16日、「画像自動生成AIと著作権」についてのオンラインセミナーを開催すると発表した。AI・データ法務などを専門分野とする同事務所所属の柿沼太一弁護士が登壇する。開催日は11月15日午後5時からで参加費は無料、開催プラットフォームは未定。
このセミナーでは、「AIを生成するために他人の画像や文章などの著作物を勝手に収集して利用することは可能か」や「画像生成AIが自動生成した画像に著作権が発生するか」など生成系AIに関してこれまで蓄積されてきた議論を紹介。また、今後議論されると予想できる新たな論点について、柿沼弁護士が見解を話すという。
画像生成AIなどの生成系AIの法律面の議論は、学者や実務家など専門家の間では2016年ごろから交わされていたという。当時はこの議論について「必要になるのはまだまだ先」と思われていたが、8月に出現した画像生成AI「Midjourney」をきっかけに、改めて議論が交わされ始めているとしている。
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