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» 2022年10月17日 19時34分 公開

マネフォ、創業来最大の赤字でも”絶好調” SaaS ARRは43%増加し150億円突破(1/2 ページ)

マネーフォワードは10月17日、2022年11月期第3四半期(6-8月)の決算を発表した。四半期の営業利益は25億1000万の赤字、第3四半期までの累計は63.6億円の赤字となった。一方で、業績としては絶好調だ。

[斎藤健二ITmedia]

 マネーフォワードは10月17日、2022年11月期第3四半期(6-8月)の決算を発表した。四半期の営業利益は25.1億円の赤字、第3四半期までの累計は63.6億円の赤字となった。EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)では、第3四半期で18.7億円の赤字、続く第4四半期も18.5億〜13.5億円の赤字を想定しており、通期では59.55億〜81.56億円の赤字となる見通しだ。

 四半期単位でも通期でも、創業来、過去最大の赤字となる。

EBITDAは四半期で18.7億円の赤字に。広告宣伝費を除いても2.6億円の赤字となった

売り上げ急拡大 法人向けSaaS ARRは54%増

 一方で、売り上げは絶好調だ。第3四半期の連結売上高は54.6億円と前年同期から42%増加した。SaaSにおける継続的な売上高を指すARRも同43%増加し、150.6億円に達した。いずれも伸びが大きく加速しており、売上見通しの上限を超えて上振れした。

 特に好調だったのが法人向けのERP SaaS事業だ。ARRは前年同期から54%増加し104.1億円に。金坂直哉CFOは「この規模で54%伸びるSaaSは国内でほとんどない」と胸を張った。

法人向けのERP SaaS事業が急拡大。ARRは前年同期で54%増加し、100億円を超えた

 法人の課金顧客数が前四半期から8000社以上伸び、10万6887社に達したことが大きい。純増数増加の要因は、プロダクトの機能向上、導入を控えるインボイス制度など多数あり、複合的に効果を発揮した。

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