米Twitterは11月9日(現地時間)、早朝に付与を開始した「Official(日本では「公式」)ラベルを数時間後に剥奪した。
ITmedia NEWSのTwitterアカウントに表示された「公式」ラベルもなくなっている。
人気YouTuberのマルケス・ブラウンリー氏が自分の公式ラベルについてツイートした2時間後の「更新:消えちゃいました」というツイートに、Twitterのイーロン・マスクCEOは「さっき殺した」とリプライした。
マスク氏はその6分後、「Twitterは向こう数カ月の間、ばかげたことをたくさんすると思っていてくれ。うまくいくものは維持し、だめなものは変えていく」とツイートした。
その7分後、「Twitter Blue」担当のプロダクトマネジャーを務めるエスター・クロフォード氏がマスク氏のツイートを引用し、「Twitterの製品にはもう聖域はない。イーロン(マスク氏)は多くのことに挑戦し、その多くが失敗し、一部は成功するだろう。その目的は、事業の長期的な健全性と成長を確保するための方法を見つけることだ」と説明した。
同氏はまた、「公式ラベルはTwitter Blue変更の一環として付与を続けており、まずは政府および商業団体にフォーカスしている。マスク氏が言及したのは、今は個人に公式ラベルを付与しようとしていないということだ」とツイートした。
なお、英語版のヘルプの「How to get verified on Twitter」というページには、青バッジの適格基準は「2022年11月9日以降にiOSでTwitter Blueに加入したアカウントのみが今後青バッジの対象になる。この変更の結果、現時点では以前の基準に基づく認証の新規申請を受け付けなくなる」「公式プロフィールラベルは、政府のアカウント、政党などの特定の政治組織、ビジネスパートナーを含む営利企業、主要なブランド、メディアおよびパブリッシャー、および一部の公人に適用される」とある。
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