なんとたったの2.4%ではないか。SNSでは3%を超えている人もいるようなので、ショックだ。
そして画面には「日頃からメルカリでの購入・出品やメルペイでの決済をご利用のお客さまには、最初の還元率が優遇されます」という表記が。そして、2.5%以上の還元率を目指すには、「メルカリで買い物をする」「不要なものを出品する」「メルペイで街の買い物をする」という上限が提示された。期間内に3つの条件をすべて達成すると、還元率が2.5%以上にアップするのだという。
ちなみに還元率は随時変わるのではなく、4月1日と10月1日に再設定される。つまり、来年4月1日に向けて修行に励めということらしい。
還元率は利用状況によってAIが判断する。詳細は非公開ということなので、仕方がない。でもヘビーユーザーなら4%か、4%に近い還元率だと思っていたので、ちょっとここは拍子抜けだった。
ちなみにメルカードのデザインはかなり攻めている。まずは表面から見てみよう。材質こそ普通のプラスチックだが、まず要素が極めて少ない。ICチップのほかはメルカリロゴ、そしてカードの向きを示す矢印だけだ。
昨今流行りのナンバーレスカードで、カード番号はメルカリアプリ内で確認する。そしてJCBブランドなのだがJCBの文字もない。タッチ決済対応なのにアンテナマークもない。そうした要素は名前とあわせて裏面に記載されている。なかなかに思い切ったデザインだ。
ICチップも、国内では使用例が少ない小型チップを使っている。海外発行カードでは増えているチップで、AppleカードとかRevolutとかもこのサイズ。ただ国内カードではレアだ。要素が少ないせいで、スタイリッシュなイメージだ。その一方で、ともするとチープにも見えてしまいかねないところを、ホログラム加工のメルカリマークをアクセントに置いて高級感を出している。
この数年でクレジットカードの券面デザインは大きく様変わりしたが、その中でも良い出来だと思う。
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