DIESEL(ディーゼル)ブランドの新しいスマートウォッチ「THE GRIFFED GEN 6」(以下、GEN 6)が11月下旬に発表されました。そのイベントで東京・銀座にある直営店「DIESEL GINZA GLASSE」を訪ねました。
DIESEL GINZA GLASSEは銀座にあるDIESELの店舗の中で時計、アクセサリー、カバンなどを扱う店舗。DIESELブランドのスマホケースやBluetoothスピーカー、ワイヤレスイヤフォンなども並んでいます。
この日はイベントということもあり、店舗の入口や中央のスペースで新製品が展示されていました。
GEN 6は全部で4モデル。シルバー/ブラック、ガンメタル/ブラック、シルバーのカラーバリエーションがあり、そこにメタルのベルトやDIESELロゴ入りのストラップ、レザーストラップを組み合わせています。中でも、メタルバンドは過去の人気商品と共通のデザインとなっていて、DIESELファンに好まれるモデルになりそうです。
外見はまさにDIESELらしい仕立てとなっていますが、その中身はすでに発表されているフォッシルの「GEN6」と同等のもの。スマートウォッチとしての基本的な機能や性能は最新となっています。
SoCは「Snapdragon Wear 4100」で、最新の「Wear OS 3」に対応しています。また従来機(GEN 5)の2倍早く充電できて、30分で約80%充電も可能となっています。
もちろん時計での電話応答にも対応。スマートウォッチ用Amazon Alexaに対応しているので、アレクサ経由でさまざまな命令を出すことができます。Androidユーザーにとっては「Google Wallet」に対応したのも特筆すべきことでしょう。
体の状態を計測する機能は、Sp02(血中酸素濃度の推定値)、心拍数、睡眠モニター(睡眠の質など)と今時求められているものは十分入っています。
専用アプリでは、ウォッチフェイスやバッテリーモードのカスタマイズが可能です。ウォッチフェイスには時計の位置情報からリアルタイムの天候をダイヤルに反映する「ウェザーエフェクト」を表示することもできます。
スマートウォッチは構造上、どうしても大ぶりな時計になるのですが、1つ前のモデルであるGEN 5と比べると薄く、軽くなりました。ユニセックスなデザインとなっていることもあって、男女を問わず好まれるデザインに仕上がっています。竜頭(りゅうず)には「D」の文字が刻印されています。
最近は丸い画面のスマートウォッチも増えてきましたが、ファッションブランドがファッションアイテムとしてデザインしたものは、まだ多くはありません。そんな中、DIESELというブランドで、ちゃんとデザインされ、ファッションアイテムとしてもユーザーに支持されるようなスマートウォッチが出てきたのは、市場の成熟を示しているものといえるでしょう。
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