米Twitterは12月10日(現地時間)、現在一時停止しているサブスクリプションサービス「Twitter Blue」の提供を12日に再開すると公式ツイートで発表した。
Twitter Blueは、タイムラインでの広告表示が少なくなるなどの特典がある有料版アカウントサービス(日本ではまだ提供していない)。これまで本人確認が必要だった認証バッジ(いわゆる“公式マーク”)と同じラベルを「青いチェックマーク」としてノーチェックで表示できるようにしたことで、なりすましなどの悪用が急増したことを受け、提供を停止していた。
再開に際して、幾つかの変更があった。
また、11月9日から追加している「Official(日本では「公式」)」ラベルについて、企業のラベルは現在のグレイからゴールドに変更することも発表した。政府と国際機関(国連関連など)のラベルも変更する計画としている。
iOSアプリ経由の月額料金を値上げすることについては特に説明がないが、Appleがアプリ内決済に課している手数料、いわゆる「Apple税」対策とみられる。イーロン・マスクCEOは11月28日、「AppleはみんながApp Storeで購入するすべてのものに秘密の30%の税金を課していることを知ってるかい?」とツイートしている。
こうした“二重価格”はTwitterだけでなく、米GoogleのYouTube Premiumや米TikTokの投げ銭などでも行われている。
本稿執筆現在、Twitter Blueについてのヘルプページには「iOSアプリからしか加入できない」とあるが、プロダクトマネジャーのエスター・クロフォード氏はWebとAndroidからも加入・利用できるとツイートした。
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