ユーキャンは、2023年に武器になると思う資格に関する調査を実施し、ランキングを発表した。1位は「ファイナンシャルプランナー(FP)」(18.7%)で、10年連続でトップ3にランクイン、5年ぶりの1位となった。
2位は「行政書士」(12.7%)、3位には「TOEIC L&Rテスト」(12.4%)がランクインした。
21年までは、3年連続で「TOEIC L&Rテスト」が1位、22年には「簿記」が1位だったが、円安や物価上昇による経済的不安からお金への関心が高まっており、資格への注目度も高い結果となった。
「ファイナンシャルプランナー」と回答した人からは、「お金の知識は一生涯役に立つから」(32歳男性)、「今後の資産形成に役立つと思ったから」(52歳男性)などのコメントが寄せられた。
また、10年後に武器になると思う資格予想では、1位が「ケアマネジャー」(14.4%)、2位「ファイナンシャルプランナー(FP)」(13.7%)、3位「社会福祉士」(12.9%)という結果になった。
ランキングには、「ケアマネジャー」や「介護福祉士」といった介護や福祉に関する資格がランクインしている。「介護が必要な人はこれからも増え続けていくから」(46歳男性)、「介護はこれからの課題だと思うから」(43歳女性)などの声が聞かれた。
調査は10月27日〜11月3日、20〜60代の男女402人を対象に、インターネットで調査を行った。
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