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最古のまんが「鳥獣戯画」をVRで 凸版印刷、東京国立博物館で再上演

» 2022年12月22日 19時43分 公開
[ITmedia]

 凸版印刷は12月22日、国宝「鳥獣戯画」を題材にしたVRコンテンツを2023年1月2日から東京国立博物館の東洋館内にある「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で上演すると発表した。料金は高校生以上が600円、小中学生は300円。

上演期間は23年1月2日から3月5日まで
動物たちの様子をアニメーションで描く

 21年4月に公開した「鳥獣戯画 超入門!」を再上演する。動物たちの様子をアニメーションで描く他、動物の細かい動きや表情に焦点を当て、描かれた当時の文化、風習にも触れながら紹介する。

 凸版印刷は「コミカルな動きでいきいきと遊ぶ動物たちの表情に注目してほしい」としている。

 鳥獣戯画は、約800年前の平安時代から鎌倉時代にかけて作られた絵巻物。当時の世相を反映して擬人化された動物たちがいきいきと描かれ「日本最古の漫画」ともいわれる。京都・高山寺所蔵。

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