法人リードジェネレーションサービスの運営などを行うミナオシ(東京都目黒区)は、フリーランス741人の利用データを集計し、実際に利用している「ファイル転送サービス」の調査結果を発表した。その結果、フリーランスに最も利用されているファイル転送サービスは、「GigaFile便」(160人)だった。
次いで、「データ便」(44人)、「オフィス宅ふぁいる便」(32人)と続いた。
「GigaFile便」は、ギガファイルの提供するファイル転送サービス。ユーザー登録不要で、1ファイル200GBまでアップロードでき、ファイル数や容量を無制限で利用できる。また、ファイルはアップロード後最大60日間保持でき、保存期間の選択が可能。
利用者からは、「アップロード後に表示されるURLを先方に送るだけで、先方がファイルを確認・受け取りができ、やりとりがスムーズに行えました。必要な時にすぐに利用できる点がとても良かったです」との声があった。
「データ便」は、ファルコの提供するファイルサービスで、2004年にサービスを開始。すぐに使える無料プランの他、データ容量無制限で利用できるビジネスプランまで3種類のプランが用意されており、目的に合わせた選択が可能となる。
利用者からは、「質を落とすことなく相手にデータを渡せます。使い方はとてもシンプルで簡単です。アップロードして相手にURLを共有するだけです。ライトプランとフリープランは無料なので導入しない理由がないと思います」などのコメントがあった。
「オフィス宅ふぁいる便」は、オージス総研の提供する転送サービスで、これまでに150社以上、2万以上のユーザーが利用利用。ISO9001やISMSの認証を取得した国内のデータセンターを使用しているので、高い安全性が評価され自治体や官公庁でも利用されている。なお不正アクセスでサービスを終了した「宅ふぁいる便」とは別システムだ。
利用者からは「自治体や官公庁にも導入実績があることから、機密情報や社外秘の情報でも安心して運用できます。送信した後もファイルを受け取ったかどうか、ダウンロード回数なども確認でき、会社としてセキュリティ面の対策がしっかり取れているところがいい所だと思います」などの声があった。
調査は、法人リードジェネレーションサービス「ミナオシ」に集められた全7万件以上の利用データのうち、フリーランス741人の利用データを集計した。集計期間は、2021年3月〜22年11月。
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