Teslaは1月6日、主力製品であるモデル3とモデルYの国内販売価格を約10%値下げした。最廉価モデルであるモデル3の後輪駆動モデルでは、596万4000円を536万9000円に、モデルYの最上位モデルでは833万3000円を750万9000円に値下げする。
電気自動車大手のTeslaの販売台数は好調だ。1月2日の発表によると、2022年の販売台数は前年から約40%増加して131万台。ただし、10〜12月の販売台数の伸びは同31%増にとどまり、市場予想を下回った。
成長率は鈍化し始めており、それに対応するためTeslaは各国で値下げを進めている。中国では、12月の納車台数が過去最低となり、生産を抑えるとともに13〜24%の値下げを行った。北米では、12月に2022年内納車を条件に、米国で7500ドル(約99万円)、カナダで5000ドルの値下げも行った。
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