米ソーシャルブログメディアのMediumは1月12日(現地時間)、短文投稿型SNSのMastodonでインスタンス「me.dm」を立ち上げたと発表した。Mediumの著者、コンテンツ、読者のためのFediverse(federation+universe)を提供するのが目的としている。
Mediumはサービス名が体現するように、中程度の長さのコンテンツを公開するプラットフォームだ。Mediumユーザーの多くは新たな投稿の告知に従来はTwitterを使ってきたが、イーロン・マスク氏による買収後、他のSNSリンクの投稿を禁止(後に撤回)したことがインスタンス立ち上げのきっかけのようだ。
Mediumのトニー・スタブルバインCEOは「Mastodonは(Mediumとは)対照的に短文を投稿するためのサービス」であり、「フェデレーションの概念に重要な革新をもたらした」と語った。
Mediumのユーザーにme.dmを開放し、Mediumのコンテンツに関する議論の場にするという。Mastodonユーザーであれば、me.dm/@mediumをフォローすることで、Mediumの新着情報などを入手できる。ただし、インスタンスへの参加は、まずは「厳選された著者への招待」で開始する。
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