ネパールで1月15日(現地時間)に発生した飛行機墜落事故を巡り、事故当時に乗客がFacebookライブで機内の様子を生配信していたと、英紙「Daily Mail」が報じた。インドのジャーナリストを名乗るTwitterユーザーがこの映像を投稿している。映像は1分26秒あり、飛行機が墜落するまでの一部始終を収録しているとみられる。
インドのジャーナリスト・ディヤーネンドラ・シン(@dhyanendraj)さんの投稿した映像では、乗客とみられる男性が飛行機の中で動画を撮影している様子が映っている。窓から見た外の景色は、徐々に地上との距離が近くなっているように見える。約50秒たったところで突如映像が乱れ、強い光や悲鳴などが流れた後に画面いっぱいに広がる炎が映り、映像は終了している。
一部の日本のTwitterユーザーもこの投稿を拡散している。映像を見たユーザーからは「こわすぎる」「閲覧注意」などの指摘が上がっている。こうした情報にさらされるのが苦手な人は、Twitterの「ミュートとブロック」機能を使うことを推奨する。
共同通信の報道では、乗客乗員72人のうち68人の死亡を確認しており、残る4人の生存も絶望視されているという。この航空機はネパールのイエティ航空のもので、ネパールの首都カトマンズから中部ポカラに向かっていたが、ポカラの空港近くの渓谷に墜落した。
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