実は動画も撮れる。
動画を撮る方法はいくつかあるけど、一番の基本は「USBで外付けバッテリーをつなぐと、撮影モードスイッチの3番目(ウォーム)がタイムラプスに、一番右(コールド)が動画用になる」という機能。
そうするとフルHDで10秒(短くも長くもできません)の動画を撮れる。音声付き。
さらにオプションで「ハンドクランク」も用意された。
これ、PaperShootの惹句に差し込んでぐるぐる回すと、動画撮影スピードをコントロールできるという、超アナログなお遊び。
ハンドクランクを使うには製品に付属するFunctionカード(見た目はSIMカード)をスロットに挿入。
すると、シャッターを押したとき静止画ではなく10秒分の動画を撮影するようになり、差し込んであるクランクを回すとその速度でコマ速が替わるという仕組みだ。
やってみると超面白いんだけど、手ブレ補正機能はゼロなので回す動作でブレます。
これ以外にも、タイムラプスと10秒動画を撮れるようになるカード(外付けバッテリーをつながなくてもよくなる)、レトロフレームのカード、スクエア写真になるカードなども別売りで用意されている。
さらに、磁石でくっつくコンバージョンレンズやレンズキャップ、DIY用ケース、クリアケース、その他もろもろオプションはものすごく多い。
紙製のケースもレトロなものからアーティスティックなものまで多彩な中から選べるし、着せ替えも自由だ。
あとはもう自由に。なにしろDIY色が強い基板1枚カメラなので使う人のアイデアとセンス次第だ。
今の時代ならでは最強トイカメラとして、スマホで撮る写真が退屈に感じたときのカウンターとして、あるいは「写ルンです」感覚でラフに撮って楽しみたいと思ったら、これがイチオシである。
価格も付属品やケースによって違うがおおむね、約1万5000円からあるので好きなケースのものを選ぶといいだろう。
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