では画質はどうか。画質に関してはレンズの性能も絡んでくるのだけど、実に素直でいい。
標準ズームレンズは20-60mm F3.5-5.6。この20mmスタートというのが画期的で、しかもそれなりにコンパクトなので使い勝手もいいのである。
いつものガスタンクで見ると、ディテールがほどよく出ていて解像感はあるし、階調もしっかりしている。
手ブレ補正も優秀で、20mmの広角とはいえ、1秒の手持ちでも全然ぶれない。
スマートフォンがどんどん超広角カメラを搭載している現状を考えると、標準ズームの広角端が広くなるのも時代に合ってるのだなと思う。
ISO感度は最高でISO51200。センサーがデュアルネイティブISO感度に対応しており、感度を上げると高感度モードに切り替わる。手動で低感度モードと高感度モードを切り替えることもでき、低感度モードはISO800まで、高感度モードはISO640からとなる。
さらに拡張ISO感度でISO204800まで上げられる。
高感度時の画質はというと、これがなかなかいいのである。
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