米Microsoftが2月7日(現地時間)に発表した、AIを搭載した新しい「Bing」。ChatGPT開発元でもあるOpenAIの技術を採用しており、ユーザーの質問にチャットbotが答えてくれる。
ところが、新しいBingに早期アクセスする方法を紹介するWebサイトの日本語版が「不審すぎる」と注目を集めている。これだ。
「順番待ちリストにいますか?」「次の操作を完了したら、すぐに先に進む」「セット Microsoft の規定値 お使いの PC で」……。
日本語が不自然で意味が取りにくく、書体が不審で行間もおかしい。このサイトの内容を信じていいのか、心配になる。
でも、これが実際のMicrosoftの公式サイトなのだ。
新しいBingを利用するにはまず、EdgeのWebサイトにMicrosoftアカウントでログインし、ウェイティングリストに登録。しばらく待って承認されればOKだ。
さらに、(1)EdgeをデフォルトのWebブラウザにする、(2)モバイル版Bingをスマートフォンにインストールすると、順番が早くなるという(それぞれMicrosoftアカウントでのログインが必須)。
最初に紹介した画像は、順番を早くするための方法を列記していたようだ。英語の直訳(機械翻訳?)があまりに分かりづらい。
ちなみに筆者は、Google ChromeからBingのWebサイトにアクセスし、Microsoftアカウントにログインした上で、「順番待ちリストに参加」をクリックすることで、ウェイティングリストに登録できた。
画面には「よかった、順番待ちリストに参加しています!」と表示された。よかった。書体は不審なままだが。
新しいBingの利用イメージは、既にフル機能にアクセスできた佐藤由紀子さんによる記事を参照してほしい。フルアクセス版も、ウェイティング登録ページと同じ書体が使われている。
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