SOLOTAには、一般販売のほかサブスクリプション型の定期利用サービスも用意されている(月額1290円)。発売後の反響は、初代タンク式のNP-TS1の一般販売とサブスク開始時と比べて、約3倍の申込みがあったという。しかもその多くはサブスクでの申し込みとのことで、スタートダッシュはかなりいいようだ。
一人暮らし向けの超小型食器洗い乾燥機は、パナソニック以外にサンコーも販売しており、今後、市場が拡大する可能性は非常に大きい。またタンク式が登場する以前は、卓上タイプの食器洗い乾燥機はパナソニックの製品しかなかった。しかし、現在、アイリスオーヤマや東芝、シロカなど大手メーカーも参入している。
これまでの家事は、家電の進化とライフスタイルの変化によって自動化が進んできた。近年はドラム式洗濯乾燥機やロボット掃除機の普及も広がっている。これは共働きのさらなる増加などにより、家事を自動化する、楽をすることに対する忌避感がなくなってきていることも大きい。意識改革がすすめば、掃除・洗濯に続いて食器洗いの自動化も進みそうだ。
SOLOTAのような工事不要な小型の食器洗い乾燥機が若い世代に広がると、ライフステージが変わったときも、食器洗い乾燥機を活用することになる。SOLOTAをきっかけに、食器洗い乾燥機市場自体が大きく拡大していく可能性がありそうだ。
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