23年2月、自動調理鍋市場の絶対的王者であるホットクックに対抗する製品が登場した。それがパナソニックの「オートクッカー ビストロ(以下、オートクッカー)」だ。業界初となる圧力調理機能と食材を混ぜる機能を両立しており、全自動でさまざまな調理に対応できる。
調理家電市場において、この10年で最も躍進した製品の1つが自動調理鍋だ。古くからあった電気圧力鍋に調理プログラム機能が追加され、さまざまな料理を全自動で調理できるようになった。
その中で最も成功したのがシャープの「ヘルシオ ホットクック(以下、ホットクック)」だ。
2015年に初代モデルが登場したホットクックは、水なし調理によるおいしさと健康訴求に対する認知がじわじわと広がったことで支持を集めた。食材をかき混ぜる機能を搭載するが、圧力調理機能は搭載していない点が、オートクッカーとの最大の違いだ。
ホットクックは、22年3月時点で総販売台数は50万台を突破。経済産業省主催の第9回「ものづくり日本大賞」では、開発グループは経済産業大臣賞を受賞している。
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