ファンには、メロトロンM400Sのチープなオルガンのようなあの形状も魅力的に映る。白塗りでシンプルな形状ゆえに、木目や黒系が多い他のキーボードと並べても他とは一線を画し、異彩を放っている。ただ、現在筆者の実機は、レンタルスペースに置いてあるので、夜な夜な一杯やりながら、その形状を愛でるということができない。
ならば、3Dプリンタでミニチュアを作ってしまえ、というわけで、友人の鉄道模型職人にモデリングデータを作成してもらいDMM.makeに発注して1つだけ出力してみた。コンセプトはカプセルトイのメロトロン、つまり「ガチャメロトロン」だ。だから、かなり小さい。
DMM.makeから届いた3Dプリントされた半透明のガチャメロトロンを白く塗り、鍵盤やコントロール部分は、Adobe Illustratorで作画し、自宅のインクジェットプリンタで出力して貼り付けた。とにかく小さいため、老眼が進んだ筆者の視力ではハズキルーペを利用しても、ストレスフルな作業で苦労した。
DMM.makeにおいてモデリングデータを期間限定で無料公開しているので、興味のある方はダウンロードも可能。併せて造形販売も実施しているが、あくまでも部材分だけの原価販売で、筆者は利益を乗せてないことは付け加えておく。
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