高感度で当時高い評価を得たのが富士フイルムの「FinePix F10」だ。スーパーCCDハニカムというちょっと独自の配列を持つセンサーだったが、ISO1600まで撮れる、当時としては高感度に強く、富士フイルムらしい鮮やかな発色が素晴らしかった。
今回チョイスしたのはその後継機である「FinePix F31fd」(06年。630万画素。xDピクチャーカード)。完成度が高くバッテリーの持ちも良く、当時の名機といって過言じゃない写りを見せてくれた。濃いめの色を出すだけにAWBが崩れると目立ったけど、それもまた良し。
見た目の面白みはないけど、この独特の色合いは今でも楽しめる。
もう1つ、1/1.75型のCCDセンサーを搭載した機種を紹介したい。リコーの「GX100」(07年発売。1001万画素。SDカード)である。
初代GR DIGITALの系統に属するズームレンズ搭載モデル。
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