さらにスティック掃除機市場では、まったく新しいタイプのモデルが注目を集めている。それがアンカー・ジャパンの「マッハ V1 Ultra」(実勢予定価格11万9900円)だ。
マッハ V1 Ultraはごみの吸引に加えて、同時に水拭きが可能。内部でオゾン水を生成して床を除菌したり、風を吹き付けて急速に乾燥させることもできる。さらに110度のスチームを生成できるため、床にこびりついた汚れなども高温スチームで除去できる点が特徴なのだ。
アンカー・ジャパン「マッハ V1 Ultra」。吸引のみ、吸引と水拭き、そして110度スチームと水拭きの3つのモードで利用可能。使用後にブラシを洗浄、乾燥させる仕組みも搭載しているため、毎回清潔な状態で掃除できるマッハ V1 Ultraは、クラウドファンディングサイトのMakuakeにて8000万円以上の支援を集めるなど次世代のスティック掃除機として話題を集めている。構造上、本体サイズは大きく、重量も5.7kgと重いため、軽量タイプのスティック掃除機とは一線を画す存在ではあるが、拭き掃除対応はロボット掃除機でも広がっている機能だ。
さらにスチームやオゾン水による除菌機能まで搭載するとなれば、市場における存在感は非常に大きい。4月にクラウドファンディングによる先行発売分が出荷される予定だが、その後の一般発売時にはより多くの注目が集まるだろう。
キャニスター型掃除機から主役の座を奪い取ったスティック掃除機。近年のモデルは吸引力やバッテリー駆動時間が向上したことで使い勝手も大幅にアップし、まさに掃除機市場の主役といえる家電になった。
しかしまだまだ進化、改善の余地はある。軽量化と、吸引力、バッテリー駆動時間という、相反する要素のバランスはまだまだ高められる。今回紹介したダストステーションの搭載は、それらを実現するための機能でもあるのだ。
さらにスタンダードなスティック掃除機の完成度が高まり、市場が拡大しているからこそ、ちょっと変わった機能やこれまでにない新しい機能を備えたモデルが登場できる余地も生まれている。そういった余地を開拓した製品が、新しいトレンドを生み出していくとも言えるだろう。
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