スティック掃除機には、紙パック式の復活だけでなく、もう一つの変化の流れが来ている。それが充電台でごみを集めるダストステーション付きのモデルが増えていることだ。
そもそもスティック掃除機はスリムで軽量な本体を実現するため、ダストボックスが小さいという欠点があり、こまめにゴミ捨てを行なわなければならなかった。
そこでダストステーションだ。掃除後に充電台に戻すと、本体内部のごみを自動で吸引して集めてくれるので、スティック側のダストボックスはその都度空になる。日々のゴミ捨てが不要になるというわけだ。
パナソニックが21年に発売した「セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NS10K」(実勢価格7万2800円)は充電台とダストボックスを兼ねたクリーンドックが付属。ごみを吸引してためておける。ゴミをためる必要がなくなった本体は、非常にスリムなデザインも実現。クリーンドックには紙パックを内蔵しており、約50日分のごみをまとめて捨てることができる。
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