VR関連サービスを手掛けるFlamers(東京都世田谷区)は4月19日、恋愛マッチングアプリ「Memoria」のサービスを始めた。自分が設定したアバターを通して、ネット上の仮想空間で他プレイヤーと交流できる。利用料金として男性は月額3900円かかるが、女性は無料。対応機種はPCとVRヘッドセット。
利用するにはまず、専用フォームで自身のプロフィールや相手に求める条件を入力。その内容を踏まえ、AIが自動で相手を紹介する。その後、メタバースデート用のアプリから仮想空間上で30分間交流し、お互いが合意した場合、マッチングとなり、2回目のデートの調整ができる。なお、毎月必ず2人以上の相手を紹介するという。
同社は従来の恋愛マッチングアプリには「外見やスペックで判断してしまう」「よく知らない異性といきなり会うことによるトラブルリスク」などの課題があると指摘。Memoriaでは「内面や相性を重視し、安全にインターネット空間で恋人を探すことが可能」と説明している。
正式サービス開始の前には、Memoriaβ版で延べ500人にテスト利用も実施。20組のカップルが生まれ、内2組が婚約したとしている。同社は今後、Memoriaを通して「メタバースで恋愛をする」「メタバースでデートをする」という文化の醸成を目指す。
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