PayPayの「ポイント運用」、1000万ユーザー突破

» 2023年04月27日 18時14分公開

　PayPay証券子会社のPPSCインベストメントサービスが提供する、ポイントを使った疑似投資サービス「ポイント運用」が好調だ。スタートから3年となる4月に、利用者が1000万人を突破した。

　PayPayのミニアプリとして提供されており、PayPay起動後の画面の中央に配置されている。3月に900万を超えてから、1カ月で100万人増加した。

PayPayの中央に置かれており、グループとしても力が入っていることが分かる

　競合各社のサービス状況は下記の通り。

ポイント運用でもPayPayと楽天が激戦　楽天1000万、PayPay900万に
共通ポイント業界1位と2位と目される楽天ポイントとPayPayポイントがつばぜり合いをしているのが、ポイントを使った疑似投資である「ポイント運用」だ。
PayPayユーザー5100万突破　取扱高は対前年1.5倍、四半期で1.8兆円に
PayPayの高成長が続いている。11月2日にZホールディングスが行った7-9月の決算説明によると、PayPayの登録ユーザー数が9月末に5100万人を超えた。
楽天ポイントの「ポイント運用」、ユーザー数1000万人突破　「楽天ポイント利息」も200万人突破
楽天グループは3月7日、楽天ポイントを使って投資の疑似体験ができる「ポイント運用 by 楽天PointClub」のユーザー数が1000万人を超えたと発表した。
ポイント投資の利用者が急拡大　投資家の48％が利用　スパークス調査
Tポイント、dポイント、Pontaポイントなどのポイントを使って投資できる「ポイント投資」の利用が拡大している。投資顧問会社スパークス・アセット・マネジメントが実施した調査によると、投資家のうち48.1%がポイント投資を行っている。