ITmedia NEWS > 企業・業界動向 >

カメラ任せで本格派 フルサイズセンサー搭載のソニー「ZV-E1」はめちゃ賢い動画デジカメだった荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/7 ページ)

» 2023年04月29日 13時57分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 このときは16:9の映像の上下に黒い帯が入る形にはなるけれども、せっかくフルサイズセンサーだからそれっぽい映像で撮りたいという人には超お勧め。

 ルックとムードの2つの組み合わせで画作りを楽しめる。

シネマティックVlogをオンにし、ルックやムードなどを指定することで好きな雰囲気にできる
S-Cinetone+Forestの設定で撮影した動画からキャプチャ。ここの土が硬くて良くないんだよと言いながら作業していた

 ちなみに、ノーマルな16:9の4K動画(クリエイティブルックは使ってない)と、シネマティックVlogでS-Cinetoneを使った時の4K動画ではどのくらい違うのか。

 完全に条件を一致させたわけじゃないけど、こんな感じだ。

 1つめは、単純に同じ場所で撮り比べたもの。2つめはシネマティックVlogの方をちょっとシネマっぽい雰囲気で、と意識して撮ったもの。

上が通常の4K動画、下がシネマティックVlog。縦横比の他、S-Cinetoneをかけたことで階調が柔らかくなっている
上が通常の4K動画、下がシネマティックVlog。ちょっとシネマっぽい構図で撮ってみた

 どういう画を撮りたいかやその場の光の状態などで変わってくるわけで、上手に使えば違いを出せるってのが分かるかと思う。

 より横長になるので構図は難しくなるけど。

 ではせっかくなのでシネマティックVlogで撮った動画を。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.