このとき、手ブレ補正はもっとも強力な「ダイナミックアクティブ」手ブレ補正を使っている。電子式手ブレ補正を強くかける分、画角は狭くなるけれどもブレ補正能力は段違いだ。
もう1つの新技「オートフレーミング」と行こう。
なんといったらいいか、固定したカメラの向こうで被写体が動き回っても自動的にいい感じにフレーミング(被写体がいい位置に納まるようにトリミング)した動画を作ってくれる機能。
まあやってみよう。
メニューから「フレーミング補正」をオンにする。デフォルトだと「被写体が常に中央におさまる」ように補正してくれる。マニュアルでは構図をロックして撮ることもできる。
動きを入れつつ「フレーミング補正」で撮ってみたのがこちらだ。
シューティンググリップ「GP-VPT2BT」はテーブル三脚にもなるのでこういう撮影時も欠かせない。
では人物以外ではどうだろう。
被写体検出対象を動物や車や飛行機や昆虫など撮りたいものに合わせればいいし(AIを使った被写体認識は最新のものが搭載されてる)、うまく認識しなくてもタッチしてトラッキングする被写体を指定してやると……それがうまく被写体として認識されれば、ちゃんとフレーミング補正が働いてくれるのだ。
おもちゃのミニカーを走らせてテストしてみた。かなりちょこまかと動き回るけど、けっこう自然な動きで追ってくれる。下手に人間が操作するよりいい感じかもしれない。
ミニカーは途中で引っかかったりしてちょっとうまくいってないとこはあるけど、それをいい感じに黒い獣が襲ってくれたのでぜひご鑑賞あれ。カメラは三脚に固定したまま私は何もしてないのだ。
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