ZV-E10と比べると、撮影モード切替がボタンからスライドスイッチになり、電源スイッチが上面からシャッター回りに移動したのが主な違いだ。
アクセサリーシューについてるウインドスクリーン(通称もふもふ)は標準装備。外すと、マイクが現れる。
そこには3つの指向性3カプセルマイクが入っており、設定で「オート」「前方」「全方位」「後方」の4つから選べるので、屋外などで自分の喋りをメインにしたいときは「後方」に、自撮り時に自分の声を入れたいときは「前方」にすればいい。
これのおかげでたいていの人は外部マイクを別途用意しなくても内蔵マイクだけでokとなりそうだ。
背面はシンプル。ZV-E10と比べるとボタンが1つ増えている(C2)くらいだ。
これだけだとZV-E10のセンサーサイズが大きくなった版かと思いきや、実はけっこう改善されたり進化したりしているからあなどれない。
操作系で注目すべきは画面のアイコン表示。画面を左か右に指でスワイプすると現れる。これを表示すると、基本的に「タッチ操作だけで撮影できる」のだ。
ZV-E1はほぼカメラ任せのおまかせオートをメインに、背景ぼけやレビュー用設定ボタンなどを駆使しつつ簡単に撮影を楽しむユーザーのみならず本格的な撮影をしたい人まで幅広く対応できるようになっており、MENUボタンを押して設定に凝ろうとすると項目がすごく多くて慣れないと何がなんだか、ってなるのは必至。
そういう意味でも、タッチ操作だけで一通りこなせるモードがあるのはありがたいのだ。
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