続いてボディの話。
正面から見ると、マウントの向かって左下にFn1とFn2キーがあるのが特徴。また、メカシャッターレスのカメラだが、別途「センサーシールド」が用意されており、電源オフ時はセンサーを保護するようになっている。この機能、デフォルトではオフなので忘れずにオンにしたい。屋外でレンズ交換するときの安心感が違う。
ボディの向かって右下隅にあるボタンはフォーカスモードボタン。これを押しながら後ダイヤルでフォーカスモード、前ダイヤルでフォーカスエリアを指定する。
左側面には一番上に10ピンターミナル(リモートコントローラーなどをつなぐ)、HDMI、さらにUSB-C端子が2つある。
USB端子は1つはデータ転送用、もう1つは充電/給電用(USB PDに対応)だ。
右側面はメディアスロット。Z 9はType BのCFexpressカードスロット×2(XQDカードでも可)だったが、Z 8はCFexpressカード(Type B)とSDカード(UHS-II規格のSDXCカードに対応)のデュアルになった。
CFexpressカードは非常に高速だが高価でもあり、8KやRAW動画を撮らないのならSDXCカードの方がリーズナブルで入手しやすいのでありがたい。
続いて上面。電源スイッチの位置やシャッターの感触はニコンの伝統。右肩には液晶パネルがあるだけで、撮影モードダイヤルはない。左肩のMODEボタン+ダイヤルで行う。ニコンのハイエンド機の伝統だ。
今、多くのハイエンド機は細かいセッティングを登録しておける複数のカスタムポジションを持っているが、モードダイヤルがないZ 8はどうしてるか、というと、別途SHOOT AからDまで4種類の撮影設定を登録でき、その時の撮影モードがなんだろうとさっと切り替えられるのだ。
上面液晶パネルに「B」と書いてあるのは「SHOOT B」のことだ。
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