米Dropboxは6月21日(現地時間)、2つの生成AI採用機能「Dropbox AI」と「Dropbox Dash」を発表した。
Dropbox AIは、既存のファイルのプレビュー機能にAIを採用し、Dropbox内のファイルの内容に関する自然言語でのQ&Aを提供する。「ボタンをクリックするだけで、契約書や議事録の内容を簡潔な説明にまとめられる」としている。
Dropbox AIはまだα版で、同日から米国のすべてのDropbox Proユーザーが利用できるようになった。
Dropbox Dashは、Dropbox内だけでなく、「すべてのツール、コンテンツ、アプリを1つの検索バーに接続するAI採用のユニバーサル検索」。「Google Workspace、Microsoft Outlook、Salesforceなどの主要なプラットフォームへのコネクタを使用すると、すべてを1箇所ですばやく見つけることができる」という。
Dropbox Dashはユニバーサル検索バーであるだけでなく、ブラウザの拡張機能でもある。必要なWebサイトのURLを保存、整理、取得し、共有できる「stack」機能があり、さらに、“間もなく”生成AIがユーザーの質問に応じて関連するコンテンツを提示できるようになるとしている。
Dropbox Dashは現在、β版として英語で提供中。ウェイティングリストに登録可能だ。
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