米Microsoftは7月11日(現地時間)、クラウド型の認証管理サービス「Microsoft Azure Active Directory」(Azure AD)の名前を変更すると発表した。新しい名称は「Microsoft Entra ID」。変わるのは名前だけで、機能や料金はこれまで通りという。
関連するサービスの名称も変更する。例えば、無料で利用するときのプラン名「Azure Active Directory Free」は「Microsoft Entra ID Free」に変える。2023年末にかけて、Webサイトやサービス内での表記を順次書き換えていくという。
名前を変えるのは、同じブランドで提供する他サービスと名称を統一するためだ。Microsoftは2022年、ID管理サービスのブランド名「Microsoft Entra」を発表。もともとあったAzure ADに加え、Microsoft Entraの名を冠するID管理系のサービスを同ブランドにまとめていた。
Microsoftはその後も同ブランドからはMicrosoft Entraの名を冠する新サービスをリリース。一方でAzure ADだけ名前がそのままだったことから、分かりやすさを重視して名前を変更するとみられる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR