Twitterで100万人のフォロワーを抱えるイラストレーターMika Pikazo(@MikaPikaZo)さんは7月13日、海賊版コンテンツを利用した経験があるとして謝罪した。「海外の環境に流されて著作権に関する認識が甘くなっていた」としている。
Mikaさんは2013〜14年ごろ、Twitter上で「海賊版漫画やアニメ、映画を利用している」という旨をツイートを複数投稿していた。これらのツイートが7月12日ごろに見つかり、Twitter上で拡散。Mikaさんはこれらの投稿を全て削除したが、内容が事実であったことを認めている。
「約10年前、当時生活していた海外の環境に流されてしまい、自分の中で著作権に対する認識が甘くなっていました。自分も一人の製作者でありながら、自覚がまったく足りておらず、他の著作者の権利を侵害してしまう、決してやってはならない行為だということに当時の自分は思い至ることができていませんでした。今になって思い返して、改めて深く反省しています」(原文ママ)
Mikaさんはファンや取引先に対して謝罪しており「今後このようなことがないよう猛省する」と表明している。
なお、当時Mikaさんはブラジルに住んでいたとしており、これらの行為が違法行為であったかは不明である。日本では2012年から違法ダウンロードに刑事罰が導入されている。
Mika Pikazoさんは、Twitterフォロワー数100万人超の人気イラストレーター。バーチャルYouTuber「輝夜月」さんや、Nintendo Switchのゲーム「ファイアーエムブレム エンゲージ」などのキャラクターデザインを担当。7月28日からは個展「ILY GIRL」を開催する予定。
トレースはもはや「つみ」状態なのか 引用とオマージュと再構築の果てに浮かび上がった問題とは?
YOASOBIなどを描いたイラストレーターがトレース疑惑で謝罪 「盗用の意図はなかった」と釈明
画像生成AIが「トレパク」していた? 学習画像と“ほぼ同じ”生成画像を複数特定 米Googleなどが調査
「GOD EATER」開発スタッフの新作ゲーム、キャラデザのトレパク指摘受け謝罪 「内部資料を公開してしまった」
国産AIはなぜ炎上する? 「mimic」開発元に反省点を聞いた 海外産AIは平常運転、待つのは“日本1人負け”かCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR