ITmedia NEWS > 製品動向 >

「ポケモンスリープ」配信スタート チュートリアルの“睡眠”に戸惑う人も

» 2023年07月20日 12時00分 公開
[ITmedia]

 ポケモン社(東京都港区)は7月20日、スマートフォンアプリ「Pokemon Sleep」をApp StoreとGoogle Playで公開した。ダウンロードは無料。

「Pokemon Sleep(ポケモンスリープ)」はスマホのセンサーを使ってユーザーの睡眠時間や睡眠の質を計測© Pokemon © Nintendo/Creatures.Inc/GAME FREAK inc. Developed by SELECT BUTTON Inc.

 さっそくダウンロードしたユーザーからは「たくさん寝よ」「ポケモンの寝顔をたくさん集めるぞ」など喜びの声が寄せられている。一方、チュートリアルで「1時間半以上の睡眠計測」を求められることから「明日の朝まで何もできない」などと当惑する声も上がっていた。

 ポケモンスリープは、スマートフォンもしくは「Pokemon GO Plus+」のマイクや内蔵センサーを使ってユーザーの睡眠時間や睡眠の質を計測し、そのデータを使ったゲームを進めることで睡眠リズムを整えるアプリ。ユーザーは、ポケモンの眠りを研究しているネロリ博士からの依頼でカビゴンの周囲に集まるポケモン達の寝顔を収集して「ポケモン寝顔図鑑」の完成を目指す。

 アプリのコンセプトが発表されたのは2019年で、当初は20年にリリース予定だった。約3年遅れた理由についてポケモン社は先行となるアプリが存在せず、ゲームデザインで苦労したと説明している。

ポケモンの眠りを研究しているネロリ博士(写真=左)。最初に500MB以上のファイルをダウンロードするためWi-Fi環境がおすすめ(写真=右)
チュートリアルでは1時間半以上の睡眠計測が必要(写真=左)。スマートフォンをベッドの上に伏せた状態で置けば計測できる(写真=右)
睡眠計測中の画面(写真=左)。「Pokemon GO Plus+」があればスマートフォンの代わりに睡眠計測が行える(写真=右)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.