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ソニー「α6700」の進化した被写体検出AFを味わう 背中を向けていても大丈夫、セミの顔認識も荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/7 ページ)

» 2023年08月20日 12時05分 公開
[荻窪圭ITmedia]
背面から。スティックがないのは残念だが、すっきりした構成で、AF-ONボタンが大きいのが特徴的だ。モニターはアイコン表示をしたところ

 アイコン表示をオンにすると、両側に並んだ10個のアイコンがすべてボタンとして使える。右側に静止画撮影、動画撮影、検出被写体切替えなど、左側に撮影モードやAF、連写などが用意されて、再生ボタンもある。

 基本操作をタッチパネルだけで行えるわけで、特に自撮り時に重宝する。これとFnボタンを押したときに表示されるファンクションメニュー(これはカスタマイズできる)を合わせればたいていの設定はできるはずだ。

 せっかくなので10-20mmのレンズを使って撮ってみた、というか撮ってもらった。

「E PZ 10-20mm F4 G」を装着しての自撮りの図。電動ズームでVLOGにも向いている
10mm(15mm相当)の超広角自撮り。超軽量超広角ズームだが解像感もあって使い勝手がすごくいい。おすすめ(10-20mm 10mm 1/1000秒 F5.0 ISO100)

 自撮りしたりVLOG撮ったりする人には欠かせないレンズだ。コンパクトで軽くて超広角なのである。

「E PZ 10-20mm F4 G」。このようにすごくコンパクトで軽い(178g)

進化した被写体検出AFを味わおう

 α6700が大きく進化したところといえばそこはやはりAF回り。α6600は人物と動物だけだったからね。

 それがもうすごく細かくなった。

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