まあ、4年ぶりに登場したα6700はハイエンド系のAPS-Cサイズミラーレス一眼ということだ。
センサーは新しくなって画素数もややアップ。
画像処理エンジンは最新の「BIONZ XR」に進化し、AF回りは被写体検出AFが最新技術に進化し、操作系も旧型のメニュー構造だったα6600から最新の階層型メニューに切り替わり、ボディの操作系もα6600にVLOGCAMの要素を加えてすっきりしたものになった。
このシリーズの特徴である上面がフラットなボディは健在。細かな違いとしては、電源スイッチのレバーの位置が少し横になったこと、録画ボタンが上面に移動したこと、そして撮影モードダイヤルに動画モードがなくなったことだ。
静止画と動画の切替えは撮影モードダイヤルではなく、同軸にセットされた静止画・動画・S&Q(スロー&クイック)のダイヤルで行う。この3つをさっと切り替えるのはVLOGCAM式だ。
これはスチルをメインで使う人にも動画をメインで使う人にも良いデザインだと思う。
ファインダーは表に書いた通り、236万ドットのOLED。左肩にあり、アイピースカップが付属する。
モニターはバリアングル式。個人的にはチルト式の方が好みなので、どんどんバリアングル化が進むのは残念ではあるけれども。
α6600と大きく違うのは、モニターのタッチパネルをより活用できるよう、VLOGCAMで採用されたアイコン表示を取り入れたこと。
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