お掃除ロボット「ルンバ」を製造・販売するアイロボットジャパンは9月12日、ルンバやブラーバと連携する空気清浄機「Klaara p7 Pro」(以下、クラーラ)を発売すると発表した。世界に先駆け、日本で10月20日に発売する。価格は16万9800円。
3種のフィルターで空気中の花粉やウイルス、カビ菌などの物質を99.98%取り除くという空気清浄機。筐体は一体成型として、捉えた微粒子を逃さない密閉構造になっている。
内蔵センサーで毎秒10回も空気の質をモニタリングし、空気の状態に合わせて風量を調節する。またルンバと同じiRobot OSを搭載し、Wi-Fiとクラウドを介して連携動作を可能にした。
例えばルンバのスケジューリング機能を使い、ユーザーの生活サイクルを学習してファンの動きを制御する。ルンバが掃除している間は、掃除で舞い上がったホコリを取り除くためファンのスピードを自動的に上げる。
設定の変更はルンバと同じモバイルアプリ「iRobot Home」で行う。空気のモニタリング結果も表示できる。
Amazon AlexaやGoogleアシスタントにも対応し、声で風量の調節なども可能だ。来日した米iRobotのコリン・アングルCEOは「最も知能の高い空気清浄機」と胸を張った。
併せて、新しいロボットOS「iRobot OS 7.0」と、それを搭載した新型「ルンバ コンボ j9+」(16万9800円から)も発表した。部屋に合わせて掃除の仕方を変える「ダート・ディテクティブ」機能や、必要に応じてルンバが前後に動きゴシゴシとぞうきん掛けをする「スマートスクラブ」機能を追加した。全ての製品に月額制のサブスクプランも用意している。
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