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ルンバと連携する「最も知能の高い空気清浄機」、アイロボットが発売 世界に先駆け日本で

» 2023年09月12日 15時51分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]

 お掃除ロボット「ルンバ」を製造・販売するアイロボットジャパンは9月12日、ルンバやブラーバと連携する空気清浄機「Klaara p7 Pro」(以下、クラーラ)を発売すると発表した。世界に先駆け、日本で10月20日に発売する。価格は16万9800円。

ルンバと連携する空気清浄機「クラーラ」

 3種のフィルターで空気中の花粉やウイルス、カビ菌などの物質を99.98%取り除くという空気清浄機。筐体は一体成型として、捉えた微粒子を逃さない密閉構造になっている。

 内蔵センサーで毎秒10回も空気の質をモニタリングし、空気の状態に合わせて風量を調節する。またルンバと同じiRobot OSを搭載し、Wi-Fiとクラウドを介して連携動作を可能にした。

 例えばルンバのスケジューリング機能を使い、ユーザーの生活サイクルを学習してファンの動きを制御する。ルンバが掃除している間は、掃除で舞い上がったホコリを取り除くためファンのスピードを自動的に上げる。

一体成型の筐体に3層のフィルターを一体化して詰め込んだ。中央の層には400gの活性炭が入っている

 設定の変更はルンバと同じモバイルアプリ「iRobot Home」で行う。空気のモニタリング結果も表示できる。

 Amazon AlexaやGoogleアシスタントにも対応し、声で風量の調節なども可能だ。来日した米iRobotのコリン・アングルCEOは「最も知能の高い空気清浄機」と胸を張った。

 併せて、新しいロボットOS「iRobot OS 7.0」と、それを搭載した新型「ルンバ コンボ j9+」(16万9800円から)も発表した。部屋に合わせて掃除の仕方を変える「ダート・ディテクティブ」機能や、必要に応じてルンバが前後に動きゴシゴシとぞうきん掛けをする「スマートスクラブ」機能を追加した。全ての製品に月額制のサブスクプランも用意している。

米iRobotのコリン・アングルCEOは「最も知能の高い空気清浄機」と話す
「ルンバ コンボ j9+」

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