米Google傘下のYouTubeは9月26日(現地時間)、2015年から提供している「Google Podcasts」アプリを2024年後半に終了し、YouTube MusicのPodcastタブに移行すると発表した。
米国版YouTube Musicではこの4月からPodcastsを聴けるようになっていた。この機能をグローバルに拡大する計画だ。Google Podcastsの終了はその一環。
YouTubeは公式ブログで、米国の週当たりのPodcastユーザーの利用アプリの調査で、その約23%が最もよく使うサービスはYouTubeだと答え、一方、Google Podcastsはわずか4%だったと説明した。
今後数週間から数カ月をかけてフィードバックを集め、Google PodcastからYouTube Musicへの移行を可能な限り簡単にするための移行ツールを準備するとしている。
このツールには、YouTube Music以外のPodcastサービスに移行したいユーザーのために、サブスクリプションしている番組のOPMLファイルをダウンロードするオプションも含める。
また、YouTubeがホストしていない番組を含むPodcastのRSSフィードをYouTube Musicライブラリに追加する機能を提供する予定だ。
Googleはかつて、「Google Play Music」サービスでPodcastをサポートしていたが、Google Play Musicの後継サービスという位置づけのYouTube MusicはPodcastをサポートしていなかった。
音楽配信サービスの競合に当たるSpotifyや米Amazonのアマゾンミュージックは、既にPodcastをサポートしている。米AppleはApple Musicとは別にApple Podcastsアプリを提供している。
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