日本マイクロソフトは10月6日、日本のAIガバナンスに関するレポート「AIのガバナンス: 日本に関する青写真」を発表した。同社が提案するAIガバナンスを日本の状況に当てはめて紹介している。
レポートは3部構成。1部は「日本におけるAIガバナンス」と称して、AIに関する日本の政策や法律、規制を検討する上での5つのポイントを掲載している。2部ではマイクロソフト社内での倫理的なAI運用のための取り組み、3部では日本の社会問題に対してAIが役立っている事例について言及している。
同社は「日本で問われている問題の1つは、労働人口の減少と高齢化。AIの力を使って、人口構成の変化やその他の社会変化に対応しながら経済成長を促進する必要がある」と提言。一方、G7議長国として生成AIの議論のため「広島AIプロセス」を立ち上げるなど、AI問題に関する日本のリーダーシップや、模範的な行動に多くの国が期待しているとも指摘している。
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