マクセルイズミは1939年に創業し、1956年から電気カミソリ刃の製造を行ってきた泉精器製作所がルーツの国内メーカーで、国内外メーカーの電気シェーバーの刃や製品をOEM製造してきた。そして09年にイズミブランドとして、電気シェーバー市場に本格参入。経営危機を経て、18年にマクセルグループ入りし、マクセルイズミとなった現在も数多くの電気シェーバーを展開している。
「everedge IZUMI PREMIUM」は、6枚刃を採用するフラグシップシリーズだ。一番の特徴は、替え刃の交換が5年間不要という高い耐久性を実現したことにある。
電気シェーバーの刃は、1〜2年で交換するのが一般的。刃先が丸くなって剃り味が悪くなった電気シェーバーは効率よく剃れなくなったり、ひげを挟んでしまったりして、使い勝手が悪くなる。
そこでマクセルイズミは、刃を交換することなくより長く使い続けられる電気シェーバーをコンセプトに新製品を開発。創業以来培ってきた製造技術や曲げ加工により、硬度が高いオーステナイト系ステンレス鋼を外刃、内刃に採用した。
さらに実使用と同じ条件で検証できる耐久試験機を独自に開発。毎日3分のひげ剃りを5年間行うことを想定し、約91時間の摩耗試験を繰り返しながら刃を改良した結果、切れ味と耐久性を実現した。
こうして出来上がった5年間切れ味が落ちない刃を、マクセルイズミではサステナブル意識に対応できるという意味を込めて「長寿命刃(サステバ)」と命名。これを「everedge IZUMI PREMIUM」シリーズに搭載したのだ。
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