米Google傘下のYouTubeは11月6日(現地時間)、視聴者向けの2つの生成AIツールのテストを開始したと発表した。
人気動画ではコメントが数万件付くこともある。そうした膨大な数のコメントを、AIがトピック別に分類する機能のテストに、アプリの言語設定を英語にしているPremiumユーザーはモバイルアプリで参加できる。
すべての動画で利用できる訳ではないが、例えばMrBeastの「7 Days Stranded At Sea」シリーズで試せる。
このシリーズの「Day 2」で「Topics」を選んだところ、「ブライアンを支援する」「ブライアンが休息の場所を見つける」「7日間チャレンジはいつ?」など、約12万件のコメントが9のトピックに分類された。
視聴者向け機能だが、クリエイターにとっても返答しやすくなるし、削除したいようなコメントをトピックごと削除することも可能だ。
参加するにはyoutube.com/newから参加を申し込む。12月5日まで利用可能だ。
再生中の動画について、再生を中断することなく質問したり関連コンテンツのおすすめを尋ねたりできる会話型AIツール。学術系動画の視聴に便利そうだ。
こちらは、まずは米国のPremiumユーザーがAndroidアプリで参加できるようになる見込み。
YouTubeはこれまでも生成AI採用ツールを発表しているが、クリエイター向けのものだった。
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