米Googleは11月8日(現地時間)、米国で5月に提供を開始し、日本でも8月から提供しているGoogle検索の生成AI機能の初期テスト「Search Generative Experience」(SGE)の提供地域を120カ国以上に拡大し、新たに4言語をサポートすると発表した。また、いくつかの新機能も追加する。
新たに追加する国は、韓国やメキシコ、ケニアなど。言語としては、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、インドネシア語を追加する。サポートページで一覧を確認できる。
SGEでは「追加で聞く」というフォローアップの質問をする欄が表示される。Googleによると、「人々はこの機能を高く評価している」という。
この機能を改良し、質問と似た別の質問とその答えも表示し、それらをヒントにさらなる質問をすると、最初の質問の下に次の質問の答えが表示されるようにする。
この新機能は、まずは米国の英語版で数週間かけてロールアウトする。
翻訳させたい文章の中に、複数の意味を持つ単語が含まれている場合、その単語に下線が表示されるようになる。下線が引かれた単語をクリック(タップ)すると、どの意味を翻訳に反映させたいのか選択できる。
この機能は、まずは米国で、英語からスペイン語への翻訳で利用可能になる。
SGEの回答文に含まれる用語に青い点線が引かれている場合、そこにカーソルを合わせると簡単な定義が表示される。8月から科学、経済、歴史に関する用語でこの機能が使えたが、新たにコーディングとヘルスケア関連の用語も追加される。
この機能は米国の英語版で12月から利用可能になる。
いずれの機能も利用可能な言語と地域は拡大されていく見込みだ。
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