楽天ポイントの付与条件が変更になることで、ユーザーによっては付与率が悪化する、いわゆる"改悪”は、楽天経済圏のもはや風物詩だ。11月1日にも、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の改定により、特に楽天カードのヘビーユーザーの条件が悪化した。
これに対し、SNSなどでは「楽天改悪」の声が大きい。改定自体は楽天モバイルユーザーや楽天をライトに使うユーザーにとってプラスとなる内容だが、こうも仕組みが頻繁に変わると安心して利用できない。さらに、未だに赤字を抜け出せない楽天モバイルをグループに持つこともあり、既存サービス利用者への還元が疎かになっているのではないか、という気持ちがあるのも分かる。
楽天経済圏を抜けて、PayPay経済圏やau経済圏に脱出する――。そんな声もちらほら耳にするようになった。そんな中、他の経済圏に移行しようと思っても意外とハードルが高いのが証券だ。金融サービスは、厳しい規制の元、新規登録の手間が大きい。それが既存事業者にとってはユーザー流出をせき止める壁にもなっている。今回は、もし証券会社を乗り換えるなら、どんな手続きが必要か、また注意点はどこにあるのか、楽天証券を例に考えてみたい。
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