日本コカ・コーラは12月19日、誰でもAI画像生成ツール「Create Real Magic」を使ってクリスマスカードが作れるWebサイトを公開した。このツールは、12月17日まで渋谷のスクランブル交差点をジャックしていた屋外広告の制作にも使用したものだという。
使い方は、Create Real MagicのWebサイトにアクセスし、メールアドレスを登録してアカウントを作成。サインインしたら「テーマ」「シーン」「スタイル」を選ぶ。さらにイメージに合ったプロンプトを入力すると画像が生成される。
必要に応じてプロンプトを追加することも可能。なお、制作した画像には全てインビジブルウォーターマーク(目に見えない透かし)が適用される。
Create Real Magicは、コカ・コーラが英OpenAIおよびコンサルティング会社のベイン アンド カンパニーと提携して今年立ち上げた生成AIプラットフォーム。大規模言語モデルの「GPT-4」と画像生成AI「DALL-E」を組み合わせた初めてプラットフォームだった。
Create Real Magicは過去にコカ・コーラが展開した象徴的な広告も学習済み。これには1931年にハドン・サンブロムが描いたサンタクロース、1993年に初めて使用したポーラベアの家族などが含まれる。
コカ・コーラは「AIツールを使用し、コカ・コーラの象徴的なアセットを共有することで、時差や国境を越えてつながりを作れる」としている。
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