PC周辺機器メーカーのエレコム(大阪市中央区)は1月9日、ペット家電市場に参入すると発表した。1月中旬から自動給餌器や自動給水器、ペット用フードスケールをECサイトを中心に販売する。
きっかけは、グループ会社であるDXアンテナが、さくらインターネットと協力して2023円3月に提供を始めたクラウド録画サービス「Antenna-eye(アンテナ アイ)」。これに利用する監視カメラで外出中に自宅にいるペットの様子を確認できることから、「これを機にクラウド録画サービス以外の分野においてもペットオーナーをサポートできるような製品を提供すべく、ペット家電市場に参入した」という。
自動給餌器は、タイマー設定で時間になると決まった量のペットフードが出てくるボウル一体型の給餌器。時間や量、回数を細かく設定できる他、ご飯の時間になると、あらかじめ録音したユーザーの声でペットに知らせる機能もある。録音時間は最大10秒間。価格は7580円から(すべて実勢価格)。
自動給水器は、本体中央から出た水が循環する構造で、3層構造フィルターと16.6dB以下という静音設計が特徴。価格は5480円。価格は交換用のフィルター(1480円)なども同時に発売する。
フードスケールは、あらかじめフード100gあたりのカロリーやタンパク質量(g)、脂質(g)を登録しておくと、その重量を計測してカロリーなどを算出する“デジタルはかり”。ペットが好むフードやおやつを3件まで登録できる。価格は2479円。
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