光熱費が高騰するなか、みなさんはどんな暖房器具を使っているだろうか。「できるだけ省エネ性の高い暖房を利用したい」といった声が高まるなか、注目を集めている新しい暖房器具がある。ダイキン工業の「ハイブリッドセラムヒート WRH134AS-H」(実勢価格6万4220円)だ。
部屋全体を暖めるタイプの暖房ではなく、人をピンポイントで暖めるタイプで、温風と遠赤外線セラミックヒーターを組み合わせたハイブリッド式を採用する。消費電力は250〜1250W(可変)で、1時間あたりの電気代の目安は7.75〜38.8円(電力料金目安単価31円/kWh)。体を芯まで暖められるので、電気暖房機としては省エネ性能が高い。6万円超と高価ながら、2023年度(24年3月末まで)のメーカー出荷分はすでに終了。すでに店頭在庫しか残っていない、完売間近の人気商品だ。
今回は、ハイブリッドセラムヒートの開発経緯と人気の理由について、企画担当者であるダイキン工業 空調営業本部 事業戦略室 森上群平さんに話を聞いた。
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