米Microsoftは1月24日(現地時間)、Web会議サービス「Microsoft Teams」の3Dイマーシブミーティング機能「Mesh for Teams」正式版の提供を開始したと発表した。ヘッドセットなどがなくても参加できるが、米Metaの「Meta Quest」シリーズのヘッドセットを装着すれば一層没入感があるとしている。
Mesh for Teamsは、MRプラットフォーム「Microsoft Mesh」の技術を採用し、2021年に発表され、これまでプレビュー版として一部の顧客に提供されてきた。
ユーザーは自分のアバターを作成し、アバターとしてミーティングに参加できる。25日にはMeta Quest版アプリが公開される見込みだ。
顧客企業はエディターを使って従業員が集まれる3D会場を編集できる。Microsoftは武田薬品や米Accentureが構築した3D会場を紹介している。
Microsoft Meshは、米国のほとんどのTeamsとMicrosoft 365のプランで追加コストなしで利用可能になった。日本の公式サイトにはまだMicrosoft Meshの情報は公開されていない。
なお、MicrosoftはMeshの発表当時は「メタバース」という表現を使っていたが、今回の発表では一切使わず、「3D immersive space」としている。
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