ITmedia NEWS >

「ペンタックス」ブランドに戻ったカジュアルなアウトドアカメラ「WG-90」を試す 便利な「顕微鏡モード」も荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/5 ページ)

» 2024年02月03日 10時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

残念ながら高感度にはちょっと弱い

WG-90で撮影中の図

 では水中とマクロ以外の写真も撮ってみよう。

 とりあえず人物。

 もちろん顔検出はあり。笑顔シャッターもある。顔検出の枠線が太いのもなんか懐かしい。

プログラムAEで顔を検出したところ
曇天下だったがそれなりにナチュラルな肌色で撮れた(28mm 1/125秒 F3.5 ISO125)

 続いて古民家だ。

古民家(というか古商店)を半逆光で。ちょっとハイライト部がトビやすい(28mm相当 1/200秒 F4.2 ISO125)

 こうしてみるとちょっと階調が硬くてダイナミックレンジが狭く、ハイライト部が飽和しやすい感じ。

 高感度には強くない。一応最高でISO6400だけど、オートではISO1600まで。

 それでもノイズはけっこうのっかってくる。

室内でオートピクチャーでポートレート。ISO640だがディテールは少し甘くなっている(28mm相当 1/45秒 F3.5 ISO640)
ペットモードでうちの黒猫を。ISO1600まで上がった。よく見るとけっこうノイズが目立つ(28mm相当 1/45秒 F3.5 ISO1600)

 このように写りは従来のコンパクトデジカメという感じだ。

 なお、アウトドアカメラとしてユニークな機能がある。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.